皆さん、こんにちは!
9月中旬なのに、まだまだ真夏の様な暑さですね!
今年古今の四代目を受け継いで30年になりました。
そして、語り部の回数が4750回を迎えました!
私は毎日手帳に記録しています。
5000回も近づいて来ました~
早くクリアしたいと思います(*^。^*)

某着付け教室での語り部の一幕です。
やはり着付けを学んでおられる方はとても熱心で
こちらも熱が入ります!


まだまだ元気で頑張ります!
応援よろしくお願いいたします!
みなさん、こんにちは。
京都は祇園祭まっただ中です。
古今の祇園祭は板洗いの行事です。
板を洗って、乾かした後にすることは
「敷糊」です。
餅と姫糊を混ぜた糊を板に塗りつけるのです。
非常に難しい技術です。
毎年繰り返される、大切な行事です。
また一年、お世話になります。
皆さん、こんにちは!
京都は祇園祭まっただ中!
連休だから、人混みも大変な事でしょうね。
古今としての祇園祭は、板洗いです。
元々、室町が祇園祭りでお休みの期間を利用して、
一年間お世話になった板を洗っていたのが始まりです。
板の着いている糊をふやかす事から始まります。
ひたすら、ゴシゴシゴシゴシ。
一年間の感謝の気持ちを込めて
こすってこすって、糊を落とします。
職人が総出で板を洗っていきます。
洗い終わったら、板場に戻して、干します。
この作業は、大正8年から105回目を迎えました。
連綿と続けられる、この板洗いは大切な古今の行事です。
板洗いが終わると四日間干してから
敷糊をしてから、また一年間使われるのです。
板にとっては、お正月みたいなもんですね(*^_^*)
今からの新しい一年間、
沢山の着物を染めれらますように(^_^)/
皆さん、こんにちは!
すっかり夏ですね。
今回は、古今に連綿と受け継がれる技術の一つを
ご紹介したいと思っております。
その名も「常盤染め」と言います。
若い方々は、3Dに見えるとびっくりされます。
非常に高度な染色技術なので、この技術で染められる
工房はもうないと思います。しかし、古今では
先代から、途切れる事なく継承されています。
最初に防染糊で型置きをして、乾かします。
その上から同じ型紙を乗せて、少しずらしてから
糊置きをしていきます。
長い生地に均等にずらす為、とても難しい染め方です。
同じ位のズラシを均等にするのに高度な技術が必要です。
染めあがりの柄が浮いてみえます。
単色でこれだけの立体感を出せるのは
すごい技法だと思います。
古今の職人達は、すべて伝承しております。
実物を見てみたくないですか?
皆さん、こんにちは!
すっかり気温が上がって
もう夏みたいですね・・・
今回はうちの工房でやっている技法の一つを
紹介します。
それは・・・「紗張り」です!!
①型紙に漆をなじませます。
②紗に漆を塗ります
③紗を二人で左右から斜めに引っ張って
紗をそろえます。
④紗を型紙にはりゴミ等を吹き飛ばして
「他の型紙に挟んで湿度を与えて
板に挟んで一晩置いたら」完成です!!
湿度の加減が非常に難しいのです。
経験を積むしかない、、
職人の仕事とはそういうものです!