年に一度の板洗い

みなさん、こんにちは。

京都の7月は祇園祭で賑わいます。

祇園祭の鉾町は、もともとは呉服の問屋さん街です。

今はもうやってない所が多いですが・・・

鉾が立つと、室町には配達できないので

昔から休業する会社が多かったのです。

古今では、その期間を利用して、板洗いをします。

まず、前日から、板に水をかけて、糊をふやかします。

ひたすらゴシゴシゴシゴシ

糊を落とすために、ゴシゴシゴシゴシ

一年間頑張ってくれた、板に感謝の気持ちを込めて・・・

ひたすら、餅糊を落としていきます。

糊を落とし終えたら、三日間陰干しをします。

乾ききったら、また板に餅糊を塗って乾かします。

大切な古今の年間行事は、祇園祭の頃に毎年行います。

このような事をやっている工房は、まだあるのでしょうか?