良い染は糊が一番大切!

皆さん、こんにちは!

急に寒くなってきましたね。

やっと秋になった気がします。

今回は、私の工房で、糊のお世話になっている

松伊・太田製糊さんをご紹介します。

松伊は屋号で、太田製糊さんは創業420年と老舗です。

昔ながらの製法にこだわった京都の友禅糊の専門工場です。

上の写真は向かって左側が11代社長、右側が12代目です。

江戸時代までは、粉屋でしたが

明治から友禅糊、型付け糊の専門にされており

染屋さんによって使う糊が違うので、

染屋さんにあった糊を餅粉、糠、塩を混ぜたりして

要望のオリジナルの糊を調合して、釜で炊いて糊を作ります。

材料も吟味されておりますし、湿度や温度などにも

細心の注意を払って、糊つくりに励んでおられます。

私の工房では、松伊・太田製糊さんに

型付け、地染めの糊も用意してもらっています。

やはり、松伊さんの糊が一番優れているので

長年お世話になっております!

ちなみに沖縄の紅型染の伏せ糊なども作られていて

とても良い友禅糊で有難いです!

良い糊を作って下さるので、いい仕事ができます。

腕のいい職人さん達の下支えがあっての古今です!

これからもがんばっていきますので

応援お願いいたします!!