大谷資料館巨大地下空間

みなさん、こんにちは!

先日、出張の間に立ち寄ったところを紹介します。

宇都宮の大谷資料館の地下空間です。

奈良時代1300年間、大谷石は切り取られて

日本全国で使用されています。

江戸時代には、本格的に切り出しをされて、石垣や

建物の建造物の土台に使用されました。

巨大地下空間は人の手によって生まれました。

現在ではここは宇都宮で一番の観光名所に

なりつつあるそうです。わかります!!

今のように機械が無い時代に、人の手でここまで

大きな空間を作り出したということはすごい事です!

感動しました!

日本全国飛び回っていますが、なかなか観光に

いける事はありません。

今回、古いけど、私にとって、新しい物との

出会いは素晴らしかったです!

時を経てもなお現代に残るってすごい事ですね!

伊勢型の型紙と同じように感じました。

古今では後継者の育成も力をいれて、

技術の継承を継続していかねば!!と強く思います!

語り部冥利に尽きる!

みなさん、こんにちは。

急に秋めいてきて、朝晩は寒いくらいですね。

先日行った所で、いつものように私はお話をしました。

みなさん、かなり熱心に聞いてくださり、

最高に盛り上がり、私もテンションが上がりました!

ちょうど皆さんが生地を触ってくれた瞬間を

写真に収めてくれました!

着付けを学んでおられる方々なので興味深々でも、

シーンとされると私も大人しくなります(*^。^*)

いつも同じ気持ちで、話しておりますが

反応よく、聞いてくださると、話しやすく

もっと話したくなりますよね~~

私の語り部は一度聞かれたといっても

二度目が同じ内容になる事は少ないと思います。

丁稚時代からの話も、人間国宝の先生方の話も

親方になってからの話も、色々あります!!

何回でも聞いてほしいです!

創業8年伊勢型小紋染専門工房の染処古今

皆さん、こんにちは!

9月中旬なのに、まだまだ真夏の様な暑さですね!

今年古今の四代目を受け継いで30年になりました。

そして、語り部の回数が4750回を迎えました!

私は毎日手帳に記録しています。

5000回も近づいて来ました~

早くクリアしたいと思います(*^。^*)

某着付け教室での語り部の一幕です。

やはり着付けを学んでおられる方はとても熱心で

こちらも熱が入ります!

まだまだ元気で頑張ります!

応援よろしくお願いいたします!

北野天満宮の天神さん

みなさん、こんにちは。

本当に毎日暑いですね。

先日、北野天満宮で毎月行われる天神さんに

いってきました!

職人の前掛けを探しに行きました!

いまどき、こんな前掛けあまり見ませんよね。

工房では友禅糊を使用するため、

蚊や虫がいるから、藍染めの前掛けが一番です!

昔の藍染め前掛けを探しにいって

二枚購入しました!

ポケットも付いているから、職人の小物入れに

最高の前掛けをゲットできました(^_^)/

難しい漢字が沢山読めるようになりますように(*^。^*)

まだまだ暑いので、皆さん、ご自愛くださいね。

博多献上名古屋帯の常盤染め

みなさん、こんにちは!

祇園祭もおわり、いよいよ夏本番!

古今の技法の中に「常盤染」があります。

皆様からは3Dみたい!と感動して頂いております。

防染糊を型置きをして、乾いたら

その上に同じ型紙を少しズラして乗せて、

色糊で型を置いてから、地染をします。

↓一回目

↓二回目

職人の勘だけが頼りの技法です!

ものすごい技術だと自負しております(^_^)/

地染をすると柄が浮かび上がってきます!

昔はこの染め方を出来る工房もあったようですが

今ではほとんどできないとか。。。。

古今の得意技の一つです。

敷糊

みなさん、こんにちは。

京都は祇園祭まっただ中です。

古今の祇園祭は板洗いの行事です。

板を洗って、乾かした後にすることは

「敷糊」です。

餅と姫糊を混ぜた糊を板に塗りつけるのです。

非常に難しい技術です。

毎年繰り返される、大切な行事です。

また一年、お世話になります。

一年に一度の板洗い

皆さん、こんにちは!

京都は祇園祭まっただ中!

連休だから、人混みも大変な事でしょうね。

古今としての祇園祭は、板洗いです。

元々、室町が祇園祭りでお休みの期間を利用して、

一年間お世話になった板を洗っていたのが始まりです。

板の着いている糊をふやかす事から始まります。

ひたすら、ゴシゴシゴシゴシ。

一年間の感謝の気持ちを込めて

こすってこすって、糊を落とします。

職人が総出で板を洗っていきます。

洗い終わったら、板場に戻して、干します。

この作業は、大正8年から105回目を迎えました。

連綿と続けられる、この板洗いは大切な古今の行事です。

板洗いが終わると四日間干してから

敷糊をしてから、また一年間使われるのです。

板にとっては、お正月みたいなもんですね(*^_^*)

今からの新しい一年間、

沢山の着物を染めれらますように(^_^)/

着物の命は色

みなさん、こんにちは。

すっかり夏ですね。

京都では今日から祇園祭がはじまりました!

古今では昔から

「着物の命は色である」として

まず、工房ではどんな色にするか、色を決めます。

染料を糊の中に入れます。

色糊の色が色本にあるまで

試験染めを繰り返します。

型置き語の地色糊。

板場の型付けの良しあしも

色が命です!

伊勢湾の魚

みなさん、こんにちは。

先日嬉しい連絡を頂きました。

「古今ブルー・伊勢湾の魚」の着物

去年お求め頂いたお客様から

「すごく気に入っていて、周りからも

良く褒められます」とのことでした。

(お客様から了承頂いて掲載しております)

「三度染の色も柄も気に入っていますが

”透かしちりめん”の軽く、さらりと着られる。」

地染を三回も染めているので

濡れ感があります。

反物で見られるより、着られるとよく分かりますよ。

着物の命は、「色」ですから、こだわります!

購入いただいて、すぐに着て頂けるだけでも感激です。

その上ご意見頂けるのは、とてもうれしいです。

ありがとうございました!

常盤染め

皆さん、こんにちは!

すっかり夏ですね。

今回は、古今に連綿と受け継がれる技術の一つを

ご紹介したいと思っております。

その名も「常盤染め」と言います。

若い方々は、3Dに見えるとびっくりされます。

非常に高度な染色技術なので、この技術で染められる

工房はもうないと思います。しかし、古今では

先代から、途切れる事なく継承されています。

最初に防染糊で型置きをして、乾かします。

その上から同じ型紙を乗せて、少しずらしてから

糊置きをしていきます。

長い生地に均等にずらす為、とても難しい染め方です。

同じ位のズラシを均等にするのに高度な技術が必要です。

染めあがりの柄が浮いてみえます。

単色でこれだけの立体感を出せるのは

すごい技法だと思います。

古今の職人達は、すべて伝承しております。

実物を見てみたくないですか?