平成最後の叫び

平成最後の今日。
明日からは令和。

染処古今は今年で満100歳!!
記念すべきこの年に、新しい時代を迎えることが
できるのは大変喜ばしい事です。

大正・昭和・平成・令和と連綿と会社の歴史を
つなげていけている事に感謝しています。

平成最後にお伝えしたい事

「着物は白銀の衣(きぬ)である」

一反の反物に必要な700~750グラムには
約2000~2800粒の命が織り込まれています。

絹は白色ではない、
命の輝きの色です。

白生地と呼ばずに、「白銀」と呼び
絹と呼ばずに、衣(きぬ)と呼び

縁起の柄を
「白銀の衣(きぬ)」に染め続けていきたい。

日本の柄の中に込めれている
いにしえより語り継がれた物語を
これからも伝えていきたい。

大正・昭和・平成もお世話になり、
ありがとうございました。

これから始まる令和の時代も
なにとぞよろしくお願いいたします。

染処古今 
四代目 安江敏弘

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新たなチャレンジ!!

こんにちは!

今また ”世間にはないもの” にこだわり
皆で試行錯誤しながら、作りあげています。

まず、名古屋帯。
博多献上の上に伊勢型紙で型を置く。
しかも両面です!!
片面には ”常盤染め” を施します。
そして、片面ずつ、違う人間国宝の方の型紙を
使います!!!
ということは、この名古屋帯は、二人の人間国宝の型紙で
二つの技法で染められるということです。

こんな帯、ほかにありますか??
日本中探しても、他でできないそんな着物や帯を作りたい!!

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二つ目は、袋帯。
袋帯にも ”常盤染め” を置きます。

この ”常盤染め” とは、生地に一度型を置いた後に、髪の毛一本くらい
ずらしてもう一度染めることによって、影ができます。
立体感ができるので、3Dみたいに見えますよ。
昔はこの技法ができる工房は他にもありましたが、
今ではもうないようです。

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織物の上に、緻密な型紙を置くことは大変困難でした。
色々と試験実験を重ねて、進んできています。
また秋あたりに発表できるかと思います!!

お楽しみに!!

お花見

みなさん
こんにちは!

今年は寒暖の差が激しいというか、
おかしな天気でしたね。

うちの工房でも、面白いことがありました。

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鉄線が満開です!!
真っ白な鉄線が次々と咲き、楽しませてくれました!
確か鉄線は夏のお花ですよね。
ただ早いのか、狂い咲きなのか・・・・

もちろんお花見にも行きましたよ(*^_^*)

少し前ですが。。。

定番の八坂神社のしだれ桜。
相変わらず美しかったです!

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でも全国から、海外からもたくさんの方が来られていて
とてもにぎやかでした!

来年も元気でこの桜を見られるように
頑張ります!!

#染処古今 #古今 #伊勢型小紋 #江戸小紋 #京都 #kyoto #伊勢型紙 #桜 #八坂神社

板場リフォーム!!

ご無沙汰しております。

報告が遅れましたが、
板場のリフォームをしました。

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以前に来ていただいたことのある方なら
気が付いてくださるかと思いますが・・・
床です!!

すっかり工場が新しくなったようなそんな感じです!

新しくなった工場をぜひ見に来てくださいね!!

お待ちしております(*^_^*)