一年に一度の板洗い

皆さん、こんにちは!

京都は祇園祭まっただ中!

連休だから、人混みも大変な事でしょうね。

古今としての祇園祭は、板洗いです。

元々、室町が祇園祭りでお休みの期間を利用して、

一年間お世話になった板を洗っていたのが始まりです。

板の着いている糊をふやかす事から始まります。

ひたすら、ゴシゴシゴシゴシ。

一年間の感謝の気持ちを込めて

こすってこすって、糊を落とします。

職人が総出で板を洗っていきます。

洗い終わったら、板場に戻して、干します。

この作業は、大正8年から105回目を迎えました。

連綿と続けられる、この板洗いは大切な古今の行事です。

板洗いが終わると四日間干してから

敷糊をしてから、また一年間使われるのです。

板にとっては、お正月みたいなもんですね(*^_^*)

今からの新しい一年間、

沢山の着物を染めれらますように(^_^)/