今年の京都の紅葉は、数年ぶりにとても美しかったです。
自転車にのってあちこち回りました。
真如堂は本当に美しかった!!
どこにいっても、美しく感激しました。
もうどこの紅葉もおわりですね。今年は紅葉を堪能できました。
すっかり秋ですね。
京都では、あちらこちらの寺社仏閣が見頃を迎えております。
日本全国、海外からたくさんの方が来られています。
古今の工房は嵐電(京福嵐山線)の山ノ内駅のすぐそばです。
嵐電は四条大宮から、嵐山や北野白梅町に向けて走っている路面電車です。
嵐山は年中たくさんの観光客の方がこられますが、秋は特に多いです。
今日もたくさんの方が乗っておられました。
私は京都にいるときには、毎日のように自転車で嵐山を走っています。
渡月橋のあたりもとてもキレイですよ!
嵐山に行かれる機会があれば、是非工房にも足を運んでくださいね!!
先日岩国に出張しました。
ホテルは宮島口に泊まりました。朝駅に行くまで海の近くを歩きました。
瀬戸内の海っていいですね。なんだかほっこりしながら、通勤していました。
島根の生まれなので、近くの海は日本海でした。
もちろん中学卒業してからは京都なので海はありません。
瀬戸内の風景は穏やかで、日本海や大西洋にはない雰囲気が私は大好きです。
自然に触れると、ホッとします。
では、また
先日、岐阜のU呉服店に行きました。
社長さんが凄く勉強熱心です。やはりお客様に満足して着物を買って頂くためには、社員自身に勉強が必要です。
全社員が伊勢の型紙の研修や、その型紙を使用して着物を染めている我が工房「染処古今」への工房見学など。
社長さんが全社員を着物のプロになるように教育されています。
お客様は着物の勉強も出来てから、購入もできると大変喜ばれていました。
全社員がしっかりと勉強をして、その内容をお客様に伝える。
今回は、社長はじめ全社員の方々の姿勢に私自身が感動した「語る会」でした。
9月に入って、涼しくなるとおもいきや残暑は厳しいです!!
先日札幌へ出張に行ってきました。
三日とも30度上回り、その上クーラーなしの「講演会」汗びっしょりになりました゚(゚´Д`゚)゚
お客様はもちろん、私もサウナに入っていたかのような講演会。かえって熱が入りました。
伊勢型の栞を公演後渡し、500年語に私に会いに来てくださいとお願いいたしました。(内容は聞かれた方にしかわかりませんね~~)
皆様 「会いに来てくれる」の返事が返ってきて、感動の講演会が終わりました。
今年の7月に、最愛の母が90歳で天国に旅立ちました。
母の言葉・・・・
職人は温もりの有る仕事、夢の有る仕事、希望の有る仕事、三拍子揃ってこそ職人芸!と生前申しておりました。
母の教えを心がけ、夢の有る着物をつくって行きます。
こんにちは。ご無沙汰しております。
暑さも少し和らぎ、心持ち涼しくなってきました。
報告が遅れましたが、8月20日に染処古今を特集にした雑誌「花saku」が出版になりました。私の工房のこだわりの部分や、技法についても詳しく載っております。伊勢型紙や道具や柄。それ以外にも古今のファンの方にモデルになって貰っていて、とても良い記念になりました。
京都在住の濱田さんが表紙を飾ってくれていて、感動しました。あの着物は私が図案を描きました。しかし型が破れてしまい、全く同じものはもう作ることができません。濱田さんは長年愛用してくれているそうです。うれしいです。
それ以外も九州のファンの方、私の幼馴染の河本さんもモデルをしてくださいました。ありがとうございました!!
もっとたくさんの方に「伊勢型小紋」の存在や良さを知って頂きたいです。
このような機会を下さった、PR現代「花saku」の大下編集長、西本さんに感謝です!!ありがとうございます。
7月に入りました。
京都では7月1日から祇園祭がはじまりました。お囃子がながれ、四条通りにはちょうちんが並びます。いい雰囲気です。
着物の暦でいうと、7月から8月いっぱいは夏物・薄物になります。着物といえば、ほとんどの方は袷で、夏物は敬遠されがちです。そこで私どもでは”さわやか”を考案しました。それに伴い必要なのは、夏の帯。
夏だけでは勿体ない。すべての季節に着用して頂ける帯を、と数年前に出来上がったのが“三十奏”の帯です。
この帯は、倭文(しどり)といって日本最古の織物の復元です。宮中で守られていた織物だそうです。そして小石丸の糸を使用した究極の織物です。全通の袋帯で三重奏が裏表で、六重奏になるんですが、缶コーヒー一本分位の重さしかないのです。とっても軽いです!!
図案は私が描いたもので、菊の柄です。
この帯は一年を通してご利用いただけます。やはり便利なんでしょうね。とても好評を頂いております。
また紹介します。
やっと梅雨に入りましたね。京都はこれから蒸し暑い日々が続きます。
6月1日は暦では衣替えです。昔はこの日までに母親が家族の着物を準備するのが習わしでした。それも素晴らしい文化だったと思います。
しかし現代社会においては、そういう風習は薄れてきています。
きものの世界では、6月と9月は単衣の時期、7月8月は薄物の時期。鉄則ではありますが、伝統文化の世界以外はあまり気にしてなくてもよくなっています。
そこで、単衣と薄物の時期に着て頂ける着物を作らなければと思い、研究をしていました。5年ほど前に濱ちりめんの白生地業者と協力して、オリジナルの生地を完成させました。
「さわやか(三越織縮緬)」 です。この生地は780グラムあり、その風合いはどっしりしていて、シャリ感があります。5月頃から10月のかけて着用頂けます。
とくに茶道愛好家の方々から好評のようです。おしゃれな柄からフォーマル用まで柄も様々です。
暑い時期ではありますが、すがすがしく着物姿で街を歩いてほしいです(*^_^*)