紅葉

今年の京都の紅葉は、数年ぶりにとても美しかったです。

自転車にのってあちこち回りました。

真如堂は本当に美しかった!!

shinnyodo

南禅寺はゆったりしていて、良かったです!
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どこにいっても、美しく感激しました。

もうどこの紅葉もおわりですね。今年は紅葉を堪能できました。

紅葉のライトアップ

先日、知恩院のライトアップを見に行きました。

実は昼間も見に行き、そろそろ終わりだと思っていたのですが、
夜に行くと格段に綺麗だったので、驚きました!!

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楓の赤や黄色とライトの色が映えて、とても綺麗でした。
気温が下がり、空気が澄んだら、ますますうつくしい!!

昼間にはない感動がありましたよ!
今年は数年に一度のとてもうつくしい紅葉がみられるとか・・・

もうすぐ秋も終わり、本格的な冬の到来です。

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秋です

すっかり秋ですね。

京都では、あちらこちらの寺社仏閣が見頃を迎えております。

日本全国、海外からたくさんの方が来られています。

古今の工房は嵐電(京福嵐山線)の山ノ内駅のすぐそばです。
嵐電は四条大宮から、嵐山や北野白梅町に向けて走っている路面電車です。
嵐山は年中たくさんの観光客の方がこられますが、秋は特に多いです。
今日もたくさんの方が乗っておられました。

私は京都にいるときには、毎日のように自転車で嵐山を走っています。
渡月橋のあたりもとてもキレイですよ!

嵐山に行かれる機会があれば、是非工房にも足を運んでくださいね!!

岩国に出張

先日岩国に出張しました。

ホテルは宮島口に泊まりました。朝駅に行くまで海の近くを歩きました。
瀬戸内の海っていいですね。なんだかほっこりしながら、通勤していました。

島根の生まれなので、近くの海は日本海でした。
もちろん中学卒業してからは京都なので海はありません。

瀬戸内の風景は穏やかで、日本海や大西洋にはない雰囲気が私は大好きです。

自然に触れると、ホッとします。

では、また

岐阜に出張

先日、岐阜のU呉服店に行きました。

社長さんが凄く勉強熱心です。やはりお客様に満足して着物を買って頂くためには、社員自身に勉強が必要です。

全社員が伊勢の型紙の研修や、その型紙を使用して着物を染めている我が工房「染処古今」への工房見学など。

社長さんが全社員を着物のプロになるように教育されています。

お客様は着物の勉強も出来てから、購入もできると大変喜ばれていました。

全社員がしっかりと勉強をして、その内容をお客様に伝える。

今回は、社長はじめ全社員の方々の姿勢に私自身が感動した「語る会」でした。

母との別れ

9月に入って、涼しくなるとおもいきや残暑は厳しいです!!

 

先日札幌へ出張に行ってきました。

三日とも30度上回り、その上クーラーなしの「講演会」汗びっしょりになりました゚(゚´Д`゚)゚

お客様はもちろん、私もサウナに入っていたかのような講演会。かえって熱が入りました。

伊勢型の栞を公演後渡し、500年語に私に会いに来てくださいとお願いいたしました。(内容は聞かれた方にしかわかりませんね~~)

皆様 「会いに来てくれる」の返事が返ってきて、感動の講演会が終わりました。

 

今年の7月に、最愛の母が90歳で天国に旅立ちました。

 

母の言葉・・・・

職人は温もりの有る仕事、夢の有る仕事、希望の有る仕事、三拍子揃ってこそ職人芸!と生前申しておりました。

母の教えを心がけ、夢の有る着物をつくって行きます。

 

 

 

 

 

 

PR現代「花saku」9月号

こんにちは。ご無沙汰しております。

暑さも少し和らぎ、心持ち涼しくなってきました。

報告が遅れましたが、8月20日に染処古今を特集にした雑誌「花saku」が出版になりました。私の工房のこだわりの部分や、技法についても詳しく載っております。伊勢型紙や道具や柄。それ以外にも古今のファンの方にモデルになって貰っていて、とても良い記念になりました。

京都在住の濱田さんが表紙を飾ってくれていて、感動しました。あの着物は私が図案を描きました。しかし型が破れてしまい、全く同じものはもう作ることができません。濱田さんは長年愛用してくれているそうです。うれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

それ以外も九州のファンの方、私の幼馴染の河本さんもモデルをしてくださいました。ありがとうございました!!

もっとたくさんの方に「伊勢型小紋」の存在や良さを知って頂きたいです。

このような機会を下さった、PR現代「花saku」の大下編集長、西本さんに感謝です!!ありがとうございます。

板洗い

昨日、古今では”板洗い”をしました。

うちの工房では、着物を染める時に”モミの木”の一枚板を使用します。一年に一度、祇園祭の頃にその板を洗います。

前日に一年前に塗った”しきのり”(モチのり)をふやかす為に水をかけておきます。翌日に職人達で三回から四回洗って、のりをきれいに落とします。それから三、四日間乾かします。乾燥したら、また”しきのり”を塗って仕事がします。

この行事は大正八年から数えると、今年で94回目になりました。先人たちが90年以上わたって守ってきたモミの木の板。歴史を感じますね。今からも大切に守って行こうと思います。

オールシーズンの帯

7月に入りました。

京都では7月1日から祇園祭がはじまりました。お囃子がながれ、四条通りにはちょうちんが並びます。いい雰囲気です。

着物の暦でいうと、7月から8月いっぱいは夏物・薄物になります。着物といえば、ほとんどの方は袷で、夏物は敬遠されがちです。そこで私どもでは”さわやか”を考案しました。それに伴い必要なのは、夏の帯。

夏だけでは勿体ない。すべての季節に着用して頂ける帯を、と数年前に出来上がったのが“三十奏”の帯です。

この帯は、倭文(しどり)といって日本最古の織物の復元です。宮中で守られていた織物だそうです。そして小石丸の糸を使用した究極の織物です。全通の袋帯で三重奏が裏表で、六重奏になるんですが、缶コーヒー一本分位の重さしかないのです。とっても軽いです!!

図案は私が描いたもので、菊の柄です。

この帯は一年を通してご利用いただけます。やはり便利なんでしょうね。とても好評を頂いております。

また紹介します。

梅雨入り

やっと梅雨に入りましたね。京都はこれから蒸し暑い日々が続きます。

6月1日は暦では衣替えです。昔はこの日までに母親が家族の着物を準備するのが習わしでした。それも素晴らしい文化だったと思います。

しかし現代社会においては、そういう風習は薄れてきています。

きものの世界では、6月と9月は単衣の時期、7月8月は薄物の時期。鉄則ではありますが、伝統文化の世界以外はあまり気にしてなくてもよくなっています。

そこで、単衣と薄物の時期に着て頂ける着物を作らなければと思い、研究をしていました。5年ほど前に濱ちりめんの白生地業者と協力して、オリジナルの生地を完成させました。

「さわやか(三越織縮緬)」 です。この生地は780グラムあり、その風合いはどっしりしていて、シャリ感があります。5月頃から10月のかけて着用頂けます。

とくに茶道愛好家の方々から好評のようです。おしゃれな柄からフォーマル用まで柄も様々です。

暑い時期ではありますが、すがすがしく着物姿で街を歩いてほしいです(*^_^*)