新作の御召

こんにちは。

めっきり涼しくなってきましたね。
朝夕は寒いくらいです。

最近のものづくり・・・・
古今は伊勢型紙の染屋なので、染めの新作はずっと作り続けております。
西陣織りは長年作っておりましたが、去年から博多帯の古今オリジナル帯も多々作っております。

新しいチャレンジとして、この秋は「御召」を作ってみました!!
これは100%古今オリジナルというわけではないのですが、
色出しからこだわって作っております!!
お召の浮織ですよ~~

お召

お召看板 (1)

お召3

こんなかんじです。

二柄五配色で作ってみました!!

お召5

お召6

着物にしてもモチロン素敵ですが、コートにされるのもいいかもしれません!!!

また皆様のご意見お聞かせください!!!

新作の帯!!

こんにちは。

染処古今では、最近は帯に力を入れています!!
染めの帯がぞくぞく出来上がっております。
結構人気があるんですよ~

図案は全て、私が描きました!

ひょうたんが好きなので、ひょうたん柄が多いです。

染めの途中の帯。
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野村さんが型付けしてくれております。
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ぼかしを入れる為に色々な作業が必要です。
手を抜くと平坦なものになってしまいます。
立体感を出すためには、細かい作業が必要です。
それがあってこそですね

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こんなぼかしが出来上がります。

地色のの配色によって雰囲気が変わります。

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野村さんも頑張ってくれていますが、
若手も頑張ってくれています!!

頼もしいです!

濱ちりめん 白生地工場見学

リンク

ご無沙汰しております。

お盆休みに突入ですね~~
皆さん、台風はいかがでしたか?
京都はあまり大したことありませんでした。

少し前に、長浜の濱ちりめんの白生地工場に見学にいきました。
今回も、きもの愛好家の濱田さんが率いるきもの仲間のグループと同行でした。

京都駅で待ち合わせをして、JRで向かいました。
約一時間で到着!神戸からのチームも合流。

濱田さんのグループは、着物も大好きですが、おしゃべりも食べることも大好きな方ばかり。
せっかくの長浜ならば・・・・と名物の「のっぺいうどん」を召し上がっておられましたよ~

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昼食後に、工場訪問。
吉正織物さんです。
http://www.yoshimasa-orimono.jp/

社長さんはお若くて、とても熱心な方です!!

いくつかの建物に分かれた作業場をそれぞれ見学させてもらいました。

まず整経。
蜘蛛の糸のような細い糸!!
糸の結び目とかないかはセンサー頼り。目視では見逃してしまうそうです。
でも職人さんの耳と目で、切れてないかを確認するために、防音の部屋にされているそうです。

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糸を乾燥させる工程。
これも会社によってそれぞれ工夫されているポイントは違うそうです。

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そして蒸して、濡らす。

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また糸繰り。
気の遠くなるような、作業の繰り返しです。

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糸に撚りをかけます。
水をかけながら、撚りをかけていきます。
これも生地によって、撚りの回数とかも変わってくるそうです。
何年も何年も試作を重ねて、完成されます。

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撚りをかける時の重しも、生地によって変わってきます。

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やっと織りです。
ここまでが、長い!!!

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最後に検反。
何回も繰り返し、検反します。

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濱ちりめんの組合に持ち込み、検査で合格したら、世の中に出ることができます。

濱田さんのグループは、とても熱心で産地にも行かれておられますが、
ここまで細かい作業は滅多と見ることがないらしく、
とても感動されておられました!!

「この工程を見ると、きものが安く感じられる!」と。
ウチの工場を見られた方もよくおっしゃいます~~

素晴らしい物を残していきたいと思います!!

博多織

少し前に、博多織の「西村織物」へ訪問しました。

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以前、「花saku」の取材を受けた時にモデルを務めてくれた
濱田さんとそのお友達と一緒でした。

京都や東京、神戸から・・・きものが大好きな、勉強熱心な皆さんです!!

博多織で一番代表的はものは「博多献上」です。
皆様がよく見られる、献上の柄は「一本独鈷」と「花皿」です。

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博多織の歴史は約750年。
江戸時代は毎年毎年、260年も将軍家に博多織を献上し続けたそうです。
すごいことですよね・・・・

工場の中は驚きの広さですよ!!

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西陣だと、分業になっていることが多いのですが、
ここでは、糸を染める工程以外はほぼ行っておられます。

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織機も大きいし、数もたくさんあるので圧巻です!!!

皆さん、熱心に聞かれておられました。
「博多まで来て良かった!!」と感動されておられました!!

良かった!!!

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ちなみに最寄りの駅はJR二日市です。

板洗い

京都の街は祇園祭り一色になってきました。

あすはいよいよ宵山ですね。

染処古今は祇園祭の間はお休みさせていただいております。

休み前は恒例の「板洗い」です。

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今年で96回目です。

皆で、板を洗います。1年間お世話になりました。

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次の1年も美しい着物をそめてもらわねばなりません!!

こんな面倒な事を続けている工房は他にあるのでしょうか?

これは染処古今の伝統です。

続けていきたいを思っております。

今年は見学の方がお二人。兵庫県からお越しでした。

ご希望の方は、来年どうぞお越し下さい!!

私は暑いので、祇園祭りより映画を楽しみますね!!

蒸し工場見学②

あっという間に6月が終わってしまいました。

今日から7月です。
京都では祇園祭りが始まりました。

少し前にいった、広海さんの見学の続きです。

「しごき」はもちろん、染めをした生地は「蒸し」が必要です。

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すごい迫力です!!

「蒸し」も色や生地で、数箇所に分けて加工されています。

そのあとは「水洗」です。

これは一般的な「水洗」

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「広海」さんには巨大な「水洗マシーン」があります。

ローラーで反物を洗ってくれます。

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感動しますよ~~~

ここまでの規模の「蒸しや」はありません。

ご希望の方はお知らせください。

蒸し工場見学 ①

ご無沙汰しております。

暑くなってきましたね。
おげんきですか?

古今で生地に糊をおいた後の工程は
”しごき”、その後に、”蒸し”です。

うちはいつも「広海」さんにおねがいしております。
京都一の規模の蒸し屋さんです。

広海の社長とは、40年来の付き合いで、同じ釜の飯をくった仲間。
とても真面目で熱心な方です。

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”しごきぞめ”をできる会社は少なく、今は伝統工芸士でもある
社長自ら、加工をされています。

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時間が勝負!!
アッという間に一枚にしごきを施します。
生地の上に均等に糊を置かなくてはいけないので、熟練の技術が必要です。

その直後には・・・

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おが屑をかけていきます。

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竹の棒にかけます。

あっという間なので、簡単そうに見えます。

そう思って昔やってみたことがありますが、職人の私でも難しかった!!

この見学はかなり感動されると思います。

ご希望の方は是非お問い合わせください。

ただし朝は早いですよ」~~

仁和寺の桜

週末は、御室桜で有名な仁和寺に行ってきました。

世界遺産・大本山仁和寺!!

今朝テレビで「御室桜は見頃!」とほうじられた為か
人がいっぱいでした。

桜苑の中が渋滞しておりました。

でも桜は満開!!

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とっても綺麗でした(^O^)

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御室桜は遅咲きで低木の桜として有名です。
花がとても近くて、ボリューム感があって見ごたえがあります。

京都観光で時期を逃してしまった方にはオススメのスポットです!

仁和寺の桜が咲くのは、桜のシーズンのほぼ最後です。

春は短いですねぇ~~~

今は物づくりに力を入れています。

新作ザクザク上がってきますので、楽しみにしておいてくださいね(´∀`)

京都のお花見

こんにちは

先週、春の京都を自転車で走りました。

東寺の桜。
有名な「不二の桜」と五重の塔。
桜の木が多く、見ごたえあります。

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京都御苑の桜は相変わらずキレイでした。
ここは早咲きと遅咲きとあるので、長い時期楽しむ事ができます。

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円山公園の夜桜。
枝を切られたのか。桜の形が違う気がします。

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京都は、美しいところが沢山あります。

自転車で走っていても、四季折々、本当に楽しめます!!

春の京都

こんにちは!

京都は春爛漫です!!

京都で一番桜の木が蜜に植えられている場所は
「天神川」らしいです。
四条から五条の間が一番綺麗です!

今年も美しく咲いていました。

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ここは穴場ですよ!!
近所の人達がお花見を楽しんでおられます。
観光客の人が少ないので、ゆったりと見ることができます。

ここはもう散り始めてますので、あと数日で終わりだと思います!

工場からもスグ近いので、来年は工場見学と天神川のお花見をセットで
京都に遊びにきてください!!