こんにちは!
今また ”世間にはないもの” にこだわり
皆で試行錯誤しながら、作りあげています。
まず、名古屋帯。
博多献上の上に伊勢型紙で型を置く。
しかも両面です!!
片面には ”常盤染め” を施します。
そして、片面ずつ、違う人間国宝の方の型紙を
使います!!!
ということは、この名古屋帯は、二人の人間国宝の型紙で
二つの技法で染められるということです。
こんな帯、ほかにありますか??
日本中探しても、他でできないそんな着物や帯を作りたい!!
二つ目は、袋帯。
袋帯にも ”常盤染め” を置きます。
この ”常盤染め” とは、生地に一度型を置いた後に、髪の毛一本くらい
ずらしてもう一度染めることによって、影ができます。
立体感ができるので、3Dみたいに見えますよ。
昔はこの技法ができる工房は他にもありましたが、
今ではもうないようです。
織物の上に、緻密な型紙を置くことは大変困難でした。
色々と試験実験を重ねて、進んできています。
また秋あたりに発表できるかと思います!!
お楽しみに!!