皆様、ご無沙汰しております。
9月30日から10月3日の間、日本橋にて開催致しました
「第四回古今染展」はお陰様で無事終了いたしました!
ご来場くださいました、沢山の方々ありがとうございました!!
新作は少しずつ紹介していきますので、
お楽しみに!!
新作の紹介です。
昭和55年
浩宮様「現・皇太子殿下」が成人二十歳の時に
人間国宝・中村勇二郎氏が県知事を通じて
四君子の型紙を献上されました。
中村裕次郎氏の本にも掲載されています。
四君子とは
蘭(春) 春にほのかな香りと気品ある花を咲かす
竹(夏) 夏でも青さを失わず、裏表がなく真っ直ぐに成長する
菊(秋) 気品高く、太陽になぞらえ、百花のうち最高位とされている
梅(冬) 冬の寒さの中にありながら、春に先駆け、高貴な香りと花を咲かせる
来年は皇位がかわります。
現皇太子が天皇陛下になられる、記念すべき、新しい時代の訪れ。
それを記念して、この柄を染めました。
とても評判が良かったです。
第四回古今染展の案内が完成いたしました。
拝啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さてこのたび「第四回 古今染展」と題しまして下記の通り
展示会を開催する運びとなりました。これもひとえに皆様の
温かいご支援の賜物と心から感謝する次第でございます。
今回も伊勢型紙、伊勢型小紋の伝統を守るため邁進していく
所存でございます。
今回も新発表の柄、新技術で染めた柄など、一年間の古今の
挑戦を実感して頂ける内容を目指して準備してきました。
定番となっている色も微妙に喧嘩をつけることで古臭く
ならないような工夫を施しております。是非この機会に
ご高覧頂けますよう、職人一同お待ち申し上げております。
日時 平成30年9月30日(日)~10月3日(水)
10:00~18:00(最終日のみ 17:00)
場所 NFビル8階特設会場(福和商事株式会社様貸し会場)
出品作品 人間国宝 中村勇二郎・人間国宝 六谷梅軒
人間国宝 南部芳松 三氏の彫刻型を使用した伊勢型小紋
博多本袋帯・新作染め帯・きりばめ帯
京もの認定工芸士 大槻泰之・野村悟史 作品
他多数
なお、会期中のご連絡・お問い合わせは各担当までお願いいたします。
会場地図です。
↓
こんにちは
今回の西日本の豪雨でご被害にあわれた方々に
心からお悔やみと、お見舞いを申し上げます。
毎日流れるニュースで心を痛めております。
今までにお会いした方々がご無事である事を
祈りながら、私は東日本を回っております。
古今では、毎年祇園祭りの始まりの頃に
いつもお世話になっている板を洗います。
板洗い。そのままです。
まず前日に板の上に一晩水をかけておいて
糊をふやかします。
翌日、工房のスタッフでゴシゴシ
ゴシゴシ。。。。
ひたすらにブラシでこすっていきます!!
何回も洗って、祇園祭の間乾かしておきます。
京都の呉服業界は祇園祭りの間ストップしてしまうのです。
それを利用しての、板洗い。
今年は特に猛暑。
雨なし!
よく乾きました!!
祇園祭の後は、板の新年とでもいいましょうか?
また新しく板に糊をつけていきます。
これから一年もたくさんの着物を染めていけますように!!
ご無沙汰しております。
暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
先日は京都でも大きな地震がありました。
出張続きの私ですが、運よくというか、
その時は京都の工場におりました。
建物がメキっと音を立てたので驚きましたが。。。
ご心配頂いた方、ありがとうございました。
新作が続々と上がってきています!!
この秋は墨染めはいかがでしょうか?
伊勢型紙と鈴鹿墨は伊勢の鈴鹿にて
奈良時代頃から1200年以上の歴史を歩んできました。
伊勢型紙型付け後、鈴鹿墨にてぼかし染にこだわりました。
行程と新作は
また追って掲載します!!
楽しみにしておいてくださいね!!