色にこだわる

着物の命は「色」だとおもっております。

色にはこだわります。

写真でわかりますか?
この違い・・・・

dsc08112

写真だと分かりにくいです!!
この二枚は同じものですが、これだけちがいます!

dsc08109

これくらいの色の違いなら作らなくてもと言われそうですが、
こだわっている所です!!

現物を見ていただきたいです!

新柄

古今染展で発表した新柄の一部ご紹介です。

夢つなぎ(常盤染め)

dsc07842

有栖川(牛首紬)

dsc07831

今までの雰囲気と違うものが上がったと思います。
いかがでしょうか?

古今染展

こんにちは

先日、無事に古今染展が終了いたしました。
沢山の方々がお越しくださいました。
お忙しい中、わざわざありがとうございました!!

場内の雰囲気です。

dsc07827

dsc07828

dsc07830

dsc07845

dsc07846

この日の為に一年をかけて、新作を作りためてきました!

常盤染めの新柄、白山工房の牛首紬などなど新作多数でしたが、
一番人気は、
「勿忘草(わすれなぐさ)」でした!
伝統色にこだわったのも評判がよかったです!

新柄のアップ画像はまた違う記事であげます!!

古今染展の案内(再)

こんにちは。

前回あげた内容が見えにくいということで
再度あげておきます。
写真ではボケてしまったそうなので、文章でいれてみます。

「第二回古今染展」開催の案内

拝啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さてこの度「第二回 古今染展」と題しまして下記の通り展示会を開催する運びとなりま
した。これもひとえに皆様の温かいご支援の賜物と心から感謝する次第でございます。今
後も伊勢型紙、伊勢型小紋の伝統を守るため邁進していく所存でございます。
二年連続の開催になりますが、今年度は着尺を中心に新柄をご用意させていただきました。
また、新しい染帯も多数取り揃えております。昨年ご来場頂いた方にも楽しんでいただけ
るように商品を御用意しました。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
                                    敬具

                記

日時    平成28年10月1日~4日
      10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)

会場    NFビル8階特設会場(福和商事株式会社様貸し会場)

出展作品  人間国宝 中村勇二郎・人間国宝 六谷梅軒・人間国宝 南部芳松
      上記三氏の彫刻型を使用した伊勢型小紋
      博多本袋・新作染め帯・きりばめ帯
      京もの認定工芸士 大槻泰之・野村悟史 作品    
                               他多数
特別企画  きもの伝道師  山岸順子による着付けの舞

※なお、会期中のご連絡・お問い合わせは各担当者までお願い致します。
     090-8883-0295(安江)
     090-4717-6032(瀬原田)
map

第二回古今染展

ご無沙汰しております。

来月開催の「第二回古今染展」の案内ができました。
10月1日から4日に東京で開催です。
これにむけてずっともの作りをしてきました。
未発表のものも沢山ご紹介いたします!!

IMG_6689

IMG_6690

ちなみに、着物伝道師・山岸順子さんによる着付けの舞もご覧いただけます。
これはなかなかすごいですよ!!
一見の価値はあります!!

どうぞお越しくださいませ。

板洗い

こんにちは

7月の京都。
ひと月をかけて、祇園祭が行われます。

祇園祭の頃、古今では一年に一度、いつも使っている樅の木の板を洗います。

今年は7月15日に行いました。

板洗いをする前に、一年間使って傷んだ板を修復します。
ウチには器用で有能な職人がいます!

itaarai5 (1)

itaarai5 (2)

きれいに直してくれました。

前日から準備をします。
水で糊を緩めておきます。

itaarai2

あとはひたすら磨くだけ。
職人達が総出でゴシゴシゴシ・・・・
何回も何回もブラシでこすっては、移動させて・・・・

itaarai3

itaarai1

板についた糊を落としていきます。

1年間ご苦労さんでした。

祇園祭の間に乾燥させて、また糊をひいて、1年間頑張ってもらいます!!

着付け教室の先生方の見学

京都では祇園祭りが始まりました。

鉾町はとても賑やかだと思います。

少し前に着付け教室の先生方が工房に見学に来られました。
まず先生方が「伊勢型小紋」の勉強をされ、それを生徒さんに伝える。
着付け教室は、着付しか教えてくれない教室もおおいようです。

20160705縺励c縺九◆縺ォ縺輔s隕句ュヲ (6)

どの先生も熱心に聞いてくださいました。

20160705縺励c縺九◆縺ォ縺輔s隕句ュヲ (1)

20160705縺励c縺九◆縺ォ縺輔s隕句ュヲ (4)

着付けができても、着物について詳しくない方も多いようです。
こうして学んで頂いて、たくさんの方々に「伊勢型小紋」のことを
伝えて欲しいです!

工場見学は平日いつでも受けつけております。
私が不在の時は、岡崎が案内させていただきます!

DSC04120

古今のダンボール職人です!

冗談です!

もともと私の先輩の職人で、ずっと私と働いてくれています!

岡崎の説明も楽しくて、人気があります!

DSC04121

勿忘草

ご無沙汰しております。
熱くなりましたね。。。

気がつけば、六月ももう終わります。

普段は出張が多いですが、京都に戻れば物づくりに励んでいます。
私の工房には優秀なスタッフが揃っているので、いつもよくやってくれます!!

いつも新しい物を作っておりますが、今力を入れているのは、10月発表の着物です。

DSC04089

なんの柄かわかりますか?

「勿忘草(わすれなぐさ)」です。

DSC04105

花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」
心が表れる誠実な色のみを染めました。
このシリーズは透明感のある綺麗な色ばかりです。
この為に色の名前などを色々調べました!
色名も本当に奥が深いです!!

DSC04103

勿忘草色という色もあるとはしりませんでした。
とても綺麗な色です!!

公開を楽しみにしておいてくださいね!!

外国の方の工場見学

こんにちは

先日は外国の方が工場見学にこられました。

とおもいきや・・・・

ウチの工場の岡崎さんより、日本語が上手い!
イタリアとスペインからのお客様でした。

染織のことも詳しくて、専門用語もバリバリに理解されておりました。
びっくりしました!

DSC03175

ICレコーダーに録音したり、とっても熱心でした。

DSC03185

日本人以上に日本文化を大切に思ってくれていて、感謝です!

DSC03206

すごく感動してくれてようで、私も感動してしまいました!

引き染の工房

こんにちは!

すっかり春ですね。
京都では桜が満開です!

今回は、古今の引き染めをしてくれている工房のご紹介です。
伊勢型小紋が出来上がるまでに、様々な工程があります。
その中でも最後の工程のひとつが、引き染めです。
秘伝の染料で最終仕上げをします。

その引き染め屋さんは、ずっとウチの着物だけを染めてくれています。

DSC03049

この道一筋30年のベテラン!!

DSC03004

DSC03009

まず、伸子針で生地を張ります。
狂い無く、テンポよく、針を刺していきます。
その後は、染料をのせていきますが、すごいスピードです!

DSC03019

DSC03017

早すぎて、写真がぶれます!!

DSC03068

DSC03077

DSC03103

薄い色、濃い色がありますが、この最終の工程がとても大切です!
これがあるので、色に艶がでます!!

彼女にもこれからますます頑張って行って欲しいと思います!!