みなさん、こんにちは!
錐彫り職人・丸田瑛子が彫刻した
「銀杏紋」が完成しました!

素晴らしい型紙を彫ってくれました!

型紙が綺麗に彫ってあると
染め上がりもメチャクチャ綺麗です!

地染は三度染してあります。




女性職人が丹精を込めて、彫刻した伊勢型紙を
古今の職人が型を置き、熟練の染職人が
三度染をした美しい銀杏紋の伊勢型小紋を
早くお客様に身に纏って頂きたい!
着姿を見せて頂くのが、とても楽しみです(^_^)/
みなさん、こんにちは。
年末が近づいて来ました。
残すところ、あとわずかですね。
今日は天目染の考案者である
山本富男氏をご紹介いたします。
まず人間国宝の南部芳松氏が彫られた
伊勢型小紋の型を置いている所です。
染料で地染めをしている所です。
ここは手際よく、短時間で染めていきます。
その上におがくずをかけていきます。
染料が乾いてしまうといけないので
時間との勝負になります!
熟練の技です!!
「天目染」と言われる技法は
山本氏が初めて考案した染め方です。
地染が天目染になると、染めに立体感が
加わります。柄にも深みが増して
ますます良くなります!
今は来年に向けて、物つくりを頑張っています!
こんにちは!
先日、オーストラリアからの団体さんが
来られました。14人のお客様とガイドさん。
手芸を趣味とされておられる方々らしくて
興味津々で、熱心に聞き入ってくれたそうです!
外国の方も来られてことはありますが
こんな団体の方々は初めてでした(*^。^*)
体験もして頂きました!!
皆さん、特に型置きを楽しみにしておられたようです。
それはその通りだと思います!
日本人でもこの体験されたことがある方は少ないはずです。
特にこの上の方は、半年前も京都に来られたそうですが
こんな体験は二度とできない!!とワクワクされていたようです。
この日、お客様からの要望で
加藤君のサインが入ったそうです(*^_^*)
もちろん、体験してもらった物をすぐには渡せません。
着物と同じ工程を経て、染め上げてからの
お渡しになります。日本からオーストラリア。
おそらく数カ月後にお渡しになるのだと思いますが
またその時に、思い出して貰えれば、蘇る楽しかった
思い出になる事だと思います。
皆さん、素敵な笑顔で、良かったです(#^.^#)
みなさん、こんにちは。
先日ご紹介させて頂いた
松伊・太田製糊のご紹介の続きです。
古今の物つくりにはなくてはならない工程が
幾つもあります。全ての工程に関わる
職人達は飛び切りの腕の持ち主ばかりです。
松伊さんの糊を型付けの防染糊にも、
地染のシゴキ糊にも使用しています。
↓そのままの糊
古今の職人が色の調合をしていきます。
色としてのデータは取ってありますが
色合わせは毎回職人の匙加減で合わせていくのです。
発色の確認をして、完成した糊です。
その後、型付けをしていきます。
私は、50年以上も松伊さんの糊を使っていますが
友禅糊の中では最高だと思っています。
糊も光っており、色の発色もいい!
本当に最高の糊ですよ~~なくてはならない!!
やはり、伝統を守りながら、真面目にお仕事をされて
いるので、400年以上も続いているのですよ。
こういう方々のお蔭で、古今の着物が出来上がっていきます。
本当に有難いと思います。
皆さん、こんにちは!
急に寒くなってきましたね。
やっと秋になった気がします。
今回は、私の工房で、糊のお世話になっている
松伊・太田製糊さんをご紹介します。
松伊は屋号で、太田製糊さんは創業420年と老舗です。
昔ながらの製法にこだわった京都の友禅糊の専門工場です。
上の写真は向かって左側が11代社長、右側が12代目です。
江戸時代までは、粉屋でしたが
明治から友禅糊、型付け糊の専門にされており
染屋さんによって使う糊が違うので、
染屋さんにあった糊を餅粉、糠、塩を混ぜたりして
要望のオリジナルの糊を調合して、釜で炊いて糊を作ります。
材料も吟味されておりますし、湿度や温度などにも
細心の注意を払って、糊つくりに励んでおられます。
私の工房では、松伊・太田製糊さんに
型付け、地染めの糊も用意してもらっています。
やはり、松伊さんの糊が一番優れているので
長年お世話になっております!
ちなみに沖縄の紅型染の伏せ糊なども作られていて
とても良い友禅糊で有難いです!
良い糊を作って下さるので、いい仕事ができます。
腕のいい職人さん達の下支えがあっての古今です!
これからもがんばっていきますので
応援お願いいたします!!