古今になくては成らないもの

みなさん、こんにちは。

先日ご紹介させて頂いた

松伊・太田製糊のご紹介の続きです。

古今の物つくりにはなくてはならない工程が

幾つもあります。全ての工程に関わる

職人達は飛び切りの腕の持ち主ばかりです。

松伊さんの糊を型付けの防染糊にも、

地染のシゴキ糊にも使用しています。

↓そのままの糊

古今の職人が色の調合をしていきます。

色としてのデータは取ってありますが

色合わせは毎回職人の匙加減で合わせていくのです。

発色の確認をして、完成した糊です。

その後、型付けをしていきます。

私は、50年以上も松伊さんの糊を使っていますが

友禅糊の中では最高だと思っています。

糊も光っており、色の発色もいい!

本当に最高の糊ですよ~~なくてはならない!!

やはり、伝統を守りながら、真面目にお仕事をされて

いるので、400年以上も続いているのですよ。

こういう方々のお蔭で、古今の着物が出来上がっていきます。

本当に有難いと思います。