みなさん
こんにちは!
京都では祇園祭の最中です。
二年ぶりに鉾が立っているので
本当に祇園祭だなと感じます。
昔から呉服業界の会社が集まる室町界隈は
祇園祭の鉾町の為に通常営業ができません。
その期間を利用して、板洗いをしています。
今年もその恒例行事は健在です!!
板洗いとは一年間使った板の糊を落として
乾燥させて、また新しい糊を置いてく作業です。
古今では102年間続いている行事です!!!
(伊勢型小紋は型染めなので、板に生地をはりつける
作業が必要です。)
職人が総出で、板をブラシでゴシゴシとこすって
糊を落としていきます。
一回では落ちないので、何回も繰り返していきます。
敷のりの作業は、、、、
十分に板を乾かしてから、餅糊を置いていきます。
熟練の職人の野村さん。
滑らかに糊を置いていきます。
若手職人の石井君。
彼は勢いのある動きで糊を置いていきます。
これは餅糊を張り付けている桜の木のへらです!
大正8年から100年以上使っている、貴重なものです!!
また一年間、板にも頑張ってもらって
いいものを沢山作っていきたい!!
がんばります!!!