二重鮫の着物

みなさん、こんにちは!

すっかり初夏ですね。

私は週末は、嵯峨野や金閣寺を回ってきました。

新緑がとても綺麗でした!!

こんな着物を作っています!

どうなっているか、見えますか?

手前の大きな柄だけを見られると

下は無地に見えるかと思いますが、、、

実は、こんな感じになっています!

まず鮫小紋を型付けをしてから、その上に

違う型を置いてあるのです!

「二重鮫」という技法です。

こうする事によって、柄に立体感を持たすことができます。

昔の人は斬新な技法で、お洒落な着物を沢山作ってきたのです。

ヒントを貰いながら、現代的な着物に仕上げていく過程は

とても楽しいものです(*^。^*)

同じ型をずらして染める、常盤染めとも違う立体感。

伊勢型らしい、点と点との重なり合いによる

偶然で必然の交わりが、他では出せない雰囲気を

醸し出していると思います~